昨年の山岳遭難者は3000人を超えているそうです。
そのうちハイキングなどを含む登山での遭難が75%を占めているそうで、道迷いが最大の原因だそうです。
道迷いを未然に防ぐには、おかしいかもと感じる感覚が大切だそうです。
そう感じるには、登山道の踏み跡の濃淡に敏感になることがポイントだそうです。
踏み跡がなかったり、道が細くなったり、草が多く茂っていたら、人の通りが少ないということなので、すぐにコンパスで方角を確かめましょう。
道迷いは下山時に特に多く起こるそうです。
登山道は頂上に向かって道が集約されますが、下山では道が放散していくからだそうです。
また、歩くスピードも早くなるため、分岐や道標を見逃しやすくなることや、早く帰りたいという心理的要因も原因のようです。
道に迷ったら原則としては来た道を戻ったほうがいいそうです。
上へ上へと登っていくと、道に迷ったポイントにたどり着く可能性が高からだそうです。