腸には人体の約6割の免疫細胞が存在するそうです。
食べ物の栄養吸収や便として排泄するだけでなく、食べ物と一緒に体内に侵入した有害な最近やウィルスをシャットアウトして、体内に吸収されないように防いでくれているそうです。
その腸が不調になると風邪やインフルエンザなどに感染しやすくなり、免疫低下によって体内に有害物質がたまりやすくなって、がん細胞を増殖させる原因にもなるそうです。
また、脳がストレスを感じると腸にも伝わり便秘や下痢を起こすそうです。
腸にとって最も不健康な状態は便秘で、老廃物がたまると毒素が血液を介して全身に回ってしまうそうです。
便秘にならないようにバランスのとれた食生活だけでなく、適度な運動も必要です。
「腸腰筋」は、骨盤からお尻にある腸骨筋と、背骨から脚の付け根にある大腰筋の両方から成り、「腸腰筋」が運動不足で硬くなると腸の動きが悪くなり便秘がちになるそうです。
「腸腰筋」がしっかり鍛えられていると、意識しなくても腸に刺激が届き楽に閉弁できるそうですので、「腸腰筋」を鍛える体操をすることをおすすめします。
「腸腰筋」を鍛える体操
1.脚開きスクワット(10回)
・脚を肩幅の倍くらい開いてやつ
・そのまま腰をゆっくり上下させる
2.ひねり体操
・脚を肩幅くらいに開いてたち、上半身を右にひねりながら左肘を右膝に近づける
同じ要領で左右交互に10回行う
3.体反らし体操(10回)
・脚を肩幅くらい広げて立ち、両手を脇腹につけて全身を伸ばして反る
・両手でお腹を強く押さえながら、上体を息を吐きながら前屈させる