厚生労働省が11月24日に、インフルエンザ治療薬「タミフル」の1歳未満の乳児への使用を了承したそうです。
タミフルは2002年に子供用の販売が始まりましたが、服用した子供がベランダから転落するなどの異常行動による事故が続発したため、2007年に10代への使用が原則禁止されたそうです。
服用と異常行動の明確な因果関係は分かっていないそうです。
しかし、乳児がインフルエンザにかかり脳症などの重い合併症を起こすおそれがあるため、日本感染症学会などが使用対象拡大を要望していたそうです。
今まで点滴薬でしか認められていなかった、1歳未満の乳児に子供向けの「タミフルドライシロップ」という経口薬の使用が初めて認められたそうです。