最近、高齢者の介護ベッドや電動車いすなどの製品事故が増えているそうです。
介護ベッドは高さを調節したり背上げ機能があったり、利用者がベッドから起き上がるときや立ち上げるのを補助してくれ、また介護する人の負担も軽くしてくれます。
転落防止のためのサイドレールや、ベッド用グリップなどの器具も取り付けることができ便利です。
しかし、サイドレールやベッド用グリップなどの隙間などに、足や手、首などが挟まってしまうケースが多いそうです。
特に別々のメーカーのものを組み合わせて使用する場合は、隙間が大きくなってしまうこともあるそうです。
適切な組み合わせで隙間を少なくして、隙間のある場所をしっかりと把握しておきましょう。
よく使うものはなるべく手の届く範囲に奥な毒づうしましょう。
介護する人もベッドの操作をする場合に、手足などが隙間に挟まれていなくか必ず確認しましょう。
電動車いすには、レバーで操縦する「ジョイスティック型」、ハンドルのレバーで操作する「ハンドル形」があり、操作を誤って転落や転倒、衝突する事故が多く、中には重症や死亡するケースも有るそうです。
事故を防止するためには、取扱説明書に従って正しい使用方法を習得しましょう。
初めて運転するときは、介護者とともに実際に利用する道路で練習し、危険箇所も確認しておきましょう。
また、日常の点検も取扱説明書に従って欠かさず点検し、運転する前はバッテリーの残量も必ず確認しましょう。
舗装されていないあぜ道や砂利道は避け、脇見運転せずに路肩に寄り過ぎないように注意しましょう。
夜間や天気の悪い日などは運転を控えましょう。