2015年中の救急車の出動件数は、過去最多の605万1168件で前年より6万6000件も増えているそうです。
これは、5秒に1回ほど日本全国のどかで救急車が呼ばれている計算になるそうです。
また、救急車で搬送された人の約半数は入院の必要はなく軽症で、救急車を利用する必要のなかった人もいるようです。
しかし、救急車を利用した方がいいのかどうか迷う方も多いと思います。
大人の場合は、自治体によっては119番通報する前に相談できる窓口があるそうですので確認してみてください。
小児の場合は各都道府県に「小児救急でんわ相談」の窓口があるそうですので短縮番号「#8000」にダイヤルしてください。
詳しくは「小児救急電話相談事業(#8000)」を参照してください。
救急車を呼ぶべき症状
「意識」
・意識がもうろうとしてぐったりしている
・呼びかけても返事が曖昧
・意識を失った場合
「呼吸」
・息が弱々しく顔色が悪い
・おもちゃや食べ物で喉を詰まらせ苦しんでいる
「脈」
・脈が早くなって動悸がする
・手首を触っても脈がとれない
などの症状があった場合は迷わず救急車を呼びましょう。
また「突然」の出血、頭痛、胸の痛み、発熱、けいれん、ろれつが回らなくなった、ふらついて歩けない、吐き気がしたなど、普段とは違う症状を急に自覚した場合も要注意だそうです。
「左右差がある」場合も注意が必要だそうです。
脳の病気の疑いがあるときは、右手と左手の動きが違ったり、顔が歪んで見えたり、触った感覚が違ったりするそうです。