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薬を服用するときの大人と子供の違い

薬学や医療の分野では「子供は小さな大人ではない」と言われているそうです。

なぜなら

①子供は大人と比べると体の大きさに対し、腸が長いため服用した薬の吸収率が高い

②血液脳関門(血管と脳の間で物質の移動を制限する機能)が未発達のため、血液で運ばれた薬が脳に達しやすく、薬によっては副作用を起こす可能性が高い

③肝臓や腎臓の機能が未発達のため、医薬品の代謝・排泄に時間がかかり、作用や副作用がより強く出る可能性がある

ためだそうです。

処方箋は医師が患者に合った用量を計算して薬を処方するので、指示通りに服用すれば問題ありませんが、市販薬(OTC薬)を服用する場合は注意が必要だそうです。

処方箋

子供の体重が大人の半分だからといって、大人の用量を半分にして飲ませるようなことは非常に危険なことだそうです。

説明書に記載されている小児の「用法・用量」に従い、記載されていない場合は服用せず医療機関で受診することをおすすめします。

市販薬は、5歳以下に副作用などが多いそうですので、特に2歳未満の乳幼児は医療機関での受診を優先させましょう。

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